大雨により被害を受けたりんご生産者の皆様へ


 日頃より、町りんご果樹産業の振興に御協力を賜り感謝申し上げま す。
 8月に大雨被害のあったりんご樹については、生育不良等が懸念さ れることから、県りんご果樹課から今後の営農について周知するよう依頼があったので、下記のとおりご留意くださるよう、お願いします。

①剪定

 枝単位で鋸を入れた後は、春先に芽の動きを確認してから 挟入れをする。
 凍結による枝の減少を見込んだ上で、枝を切りすぎないよ うに留意する。

②施肥

 生育初期は生態が遅れて弱っているように見えるが、後で 回復する場合もあるため、施肥の判断は樹の生育状況を見て 判断する。
 昨年秋に再発芽や展葉、開花した樹では開花結実量が少な いことが想定されるため、可能な限り樹が暴れないように管理する。

③結実

 昨年秋に再発芽や展葉、開花が多く見られた樹では、今年 の開花量が少ないと想定されるため、通常どおり発芽し、開 花したものは人工授粉を行い、結実確保に努める。

④防除

 結実が少ない場合でも通常どおりの防除を行う。
 大雨被害を受けた園地では、8月以降の防除が難しかった ことから、葉で越冬し、翌年の伝染源となるような褐斑病な どの病気の菌密度が高い状態にあるため、しっかりと防除する。

お問い合わせ

鶴田町役場 産業課 農業振興班
TEL :22―2111 内線 291・292・293

西北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室(園芸・果樹班)
TEL :0173-35-5729